雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

2020-01-01から1年間の記事一覧

良いお年をお迎えください

今日は大晦日。予報では年末大寒波が襲来すると言っているが、今のところ雪は大したことはない。 今朝の信濃川 寒風が吹いている 今年はコロナのおかげで散々な年だったけれど、来年が良い年になりますよう。 ジェームスからもご挨拶 来年もよろしく

冬将軍の到来

今年は例年になく初雪の訪れが遅かったのが、昨日は朝から雪となり、今日も降り続いている。 長岡のアメダスを見ると、15時現在で気温0度、積雪深38センチ。 前年は冬囲いもいらないくらいの雪のない冬だったが、今年もあまり降りませんようにと願っている。

思い出の日産車(3)

ローレル(初代:1968-1972) サニーに続く我が家の二代目の自家用車は日産のローレルで、私が社会に出た昭和45年(1970)に新車で買った(これも親に買ってもらった)。 当時88万円であった。 中古のサニーから「ハイオーナーカー」と呼ばれたローレルに一足…

穏やかな冬の日

今日は久しぶりに風もなく、晴れて穏やかな一日となった。 午前中は、ゆうべの雨風で歩道のイチョウがまき散らした落ち葉を掃き掃除。 街路樹を見上げるともうほとんど葉は散り果てて、今日が最後の落ち葉掃きとなることを願って無心に掃く。 午後は思い立っ…

火鉢の出番

今日は朝から冷たい雨風が吹きつけ、まだ残っている木々の葉を吹き散らしている。こたつはもう早くに稼働中であるが、今朝は蔵から火鉢を出して、新しい灰を入れ、いつでも使えるように準備した。 温風の暖房機に比べれば微々たるものではあるが、炭火を見て…

昭和45年11月25日

自決を前にバルコニーで演説する三島由紀夫 三島由紀夫が楯の会の会員とともに市ヶ谷の自衛隊に立てこもり、バルコニーでの演説の末自刃してから50年が過ぎた。 この年は私が大学を卒業し、新入社員として社会に出た年であったが、あまりの衝撃に頭の整理が…

木登りジェームス

きのう11月19日は、日本海を通過する低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、新潟県内では気温が異常に上がり、上越市では27.2度、ここ長岡市でも25.9度、新潟市で25.1度と観測史上最も遅い夏日を記録する陽気となった。 これはジェームスの…

紅葉の会津若松へ

先日は1泊2日で福島県の会津若松へ紅葉を愛でに行ってきた。 行きは、手前の柳津で日本三虚空蔵菩薩の一つ「福満虚空蔵尊圓蔵寺」にお参りし、紅葉の境内や眼下に見下ろす只見川の景観に感嘆した。 本堂の彫刻がすばらしい 圓蔵寺の舞台から眼下に只見川を望…

思い出の日産車(2)

サニー(初代:1966-1970) 私が初めて買った(親に買ってもらった)車は、中古の初代サニーであった。 大学3年(1969)の春休みで、父親が近所の整備工場の親父に頼んでこれがいいだろうと選んでもらった。 多分3年落ちくらいの車であったが27万円もした。…

晩秋の空蝉

さっきまで冷たい雨が降っていた庭に気まぐれな空から弱い日が射し、散り時を迎えた蔦の葉が朱色に染まっている。 網戸には空蝉がいまだに固く爪を掛けて、夏の朝のままにとまっている。

山里の秋

昨日は時雨模様の一日で、時折雨に混じってあられも降り、部屋に籠って図書館から借りてきた本を読んで過ごしていたが、今日は打って変わって朝から明るい日差しが穏やかな天気となり、午後から一人山里の秋を訪ねて車を走らせてきた。 出来るだけ車の少ない…

思い出の日産車(1)

日産の業績が沈んでいる。 カルロス・ゴーンが社内の抗争により権力の座を追われ、追い落とした方も渦に巻き込まれ、昔の陰謀渦巻いていた頃の日産に戻ったかのような時代劇を演じたあげく、今回のコロナ禍で坂を転がり落ちるような凋落ぶりである。 もっと…

ネズミ騒動顛末記

以前のブログで、庭にネズミが出没して雀に撒いたパンを横取りするという「事件」を書いたが、いくら動物愛護精神に溢れた雪夜庵主人といえども、食卓の前の庭をネズミが走り回るような事態を放置しておくわけにもいかず、業者に頼んでネズミ捕りの名人とい…

GoTo狂躁曲

今回の益子への旅行では例のGoToトラベルを利用した。 ちょうど10月から首都圏も解禁となったほか地域共通券なるものも追加され、盛り上がりを見せているという。 宿泊料金が35%割引(1人14千円が上限)でさらに地域共通券として15%(1人6千円が上限)のク…

濱田庄司記念益子参考館

この度のドライブ旅行で栃木県益子町の濱田庄司記念益子参考館へ行ってきた。 ここは陶芸家の濱田庄司(1894-1978)が近郷の旧家などを移築し、自分の居宅・作業所とするとともに世界各地からの収集品を自分および世の人の参考にするために展示する拠点とし…

秋の空

雨の日が続いた後は、気温も下がって秋らしい空の様子となってきた。 犬たちもお散歩日和だ。 柴犬3人組 左から太郎君(16キロ)、ひなちゃん、リオちゃん

魚沼の秋

四連休の最終日である秋分の日は、魚沼に秋を訪ね、八海山のふもとの「宮野屋」でお昼に蕎麦を楽しんできた。 ここは火渡りの神事で有名な八海山尊神社の奥にあり、最も魚沼らしい雰囲気を残している地域である。 宮野屋 素朴な店構え まずは「八海山」の冷…

書斎のミニホームシアター

リタイヤ生活に入ったら思う存分書斎で本を読んだり、音楽を聴いたりしたいと思っていたが、コロナ禍のおかげでイヤでもそのような生活が実現することとなった。 書斎での時間を出来るだけ快適にするため、まず手を付けたのはミニホームシアターの構築である…

ジェームス危うし

我が家の老亀ジェームスは天気の良い日を選んで駐車場で水槽を掃除してやり、その間にお散歩をさせることにしているが、先日、駐車場で散歩中に危機に遭った。 突然、一羽のカラスが空から急降下してきて、ジェームスを襲おうとしたのである。 慌ててそばに…

忘れたころにやって来るもの

答えは「災害」ではなくて「シャープのマスク」。 実際いつ応募したのかも忘れてしまっていたのが、今頃になってメールで「ご当選のお知らせ」が恭しく到着した。 これではアベノマスクとおんなじじゃないか、もう要らんと言おうと思ったが、政府の要請に応…

空から羽が

昨日はサハラ砂漠にいるような一日だったが、今朝は明け方に雨が降ったようで、しっとりとした風が吹いている。 暑くならないうちにといつもの土手を散歩していると、空から白いものが風に舞ってくるくる回りながら足元に落ちてきた。 見ると小指くらいの白…

熱風の一日

昨日(9月3日)は朝から何やら雲の様子がおかしく、太陽もぎらぎらと照り付けると思っていたら、その後は台風によるフェーン現象とやらで一日中熱風が吹きまくり、9月とは思えない38.2度を記録。 三条では9月中の全国最高記録40.4度をマークした由。 恐ろし…

秋の気配

残暑と言うには暑すぎる日々が続いているが、今朝は明け方に一雨降り、気温は相変わらず高いものの、朝の空は雲に覆われ、信濃川の土手にはいつの間にかススキの穂が風になびいている。 季節は秋に移っている。

懐古園にて

小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ・・・(藤村) と言えば、懐古園。 先週、何十年ぶりに訪れた。 夏休み期間中の土曜日ながら人影は少なく、強い夏の日差しと暗い木陰、セミの鳴き声が印象的であった。 信州の夏である。 目的は、園内の小山敬三美術…

黒姫に野菜の買出しに

昨日の日曜日、黒姫(長野県信濃町)に野菜の買出しに行ってきた。 お盆休みの最終日で高速道路は遠征組の車がかっ飛ばしていたが、いつものこの時期に比べると随分空いていて、渋滞とは無縁。 しかしひどい暑さ。 黒姫モロコシ街道の石川農園 さて、前回戸…

朝顔が成長

入谷の朝顔の一か月後の姿 花は上の方に偏在している 一カ月前にもらった入谷の朝顔市の朝顔 元々「行燈仕立て」と言うのか、こじんまりと咲かせるのが筋なのだろうが、蔓の方はお構いなしにどんどん伸びてくるし、切るのもかわいそうなので、我が家の庭の草…

庭の鼠

先月、「庭の雀」という題で庭に来る雀たちにパンを撒いていることを書いたが、この頃いつの間にか、雀に混じって灰色のコロコロとしたものがパンを食しているのを発見。 鼠の出現である。 実は冬の雪がある頃にも斯様なものがお出ましになったことがあり、…

谷川岳を眺めるランチ

昨日は新潟県もようやく梅雨が明けて、例年であれば、花火大会に降らなくて良かったというところなのだが、今年は長岡の花火大会もなく、街はひっそりとしている。 気分転換に梅雨明けを祝してドライブを兼ね、みなかみ町の「小さなレストラン彩絵(さえ)」…

梅雨明け間近

今日は午后から空が急に晴れ上がり陽が差してきたので、海を見に行く。 日本海は波もなく、松林ではセミが鳴き、梅雨明け間近だ。 出雲崎の良寛記念館見晴台から望む日本海とはるかな佐渡が島

戸隠に出かける

先日の日曜日はコロナ禍による自粛が始まって以来、初めて県境を越えて遠征。 大好きな戸隠へ行ってきた。 日曜日でも高速道路はガラガラ。 お昼に寄ったラーメン屋はそこそこの混雑。 この日はようやく晴れ上がって、戸隠に登っていく道中の木々の緑が夏の…