行きは、手前の柳津で日本三虚空蔵菩薩の一つ「福満虚空蔵尊圓蔵寺」にお参りし、紅葉の境内や眼下に見下ろす只見川の景観に感嘆した。
会津若松市内では真っ先に「さざえ堂」を見物。 このお堂は不思議な二重らせん構造になっていて、参拝者が一方通行ですれ違わずにいつの間にか上って下りて来られるようになっている。 上っていくと頭の上でドタドタと人が下りていく音がする。
お堂は寛政8年(1796)の建立で、華奢な造りに見え、大勢人が上って崩壊することはないのだろうかと心配になる。
この日の泊まりは東山温泉の登録文化財の宿「向瀧」に。 GoToを使って一番高い「はなれの間」に泊まった。 この旅館は山の傾斜に沿って建てられており、いたるところ階段で迷路のようである。 お膳を運ぶ仲居さんはさぞかし大変なことだろうと同情する。
今回の旅行でもGoToの地域共通クーポンが付いたが、前回の栃木旅行では使える店がなく、焦ってコンビニで無理やり使うようなバカなことをしたので、向瀧の売店でお土産の買い物にきれいさっぱり使ってしまった。(足が出た)