雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

何でも600円

 さて分別した本のうち、程度がましなものは段ボールに詰めて古本屋へ持って行った。 踏切の脇の見るからに昔風の店。 店番もいなくて、待つことしばし、「夜のアルバイトで眠くて寝ていた」と言いながら二階から親父が降りてきた。

由緒ありそうな店構えなのだが・・・

 段ボール1箱で600円との御宣託。 ムッとしたが、持って帰るのも面倒なので渋々手を打つ。 これが先週のこと。

 今日また2回目の段ボール箱を持参すると、また600円と言うので、「お宅は何でも600円か?」と聞くと、「では700円にする」と言うのでまた渋々の商談成立。

 古本の買取っていうのはこんなものなんですかねえ?