新潟県もとうとう梅雨入りして、連日雨雲が垂れ込めている。
先日、散歩の途中で長年空き家になっているらしい大きな屋敷の前を通ると、大木が鬱蒼と繁り、それに蔓が絡みついて、建物は密林の中に埋没している。
ちょうどその時、脇を走っていたカローラが止まり、中から顔を出した親父が「こんげになる前に草刈らんけやダメらこての」と私に向かって言うので、致し方なく「そうらの」と同意を表したのであるが、ハテ、思えば我が家もこの空き家と同類に思われているかも知れないではないか。

いつもはシルバー人材センターに頼んで草刈りをしてもらっているのであるが、今年は暇つぶしに自分でやってみるか、毎日少しずつでもやれば一人でもできるだろう、と草刈り鎌を砥石で研いでやってはいるものの、如何せん、今頃になると草も太く、硬くなっていて簡単には行かない。 おまけにやっとこっちがきれいになったかと思うと、以前に片付けた所がもう草茫々になっていて、「賽の河原」とはこのことかと思ってしまう。






















