雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

信州の秋から冬へ

先週末は、久しぶりに信州塩田平に旅をした。 長岡は暗い雨がザーザーと降る中を出かけたが、長野県に入るとすっきりと晴れて、晩秋の寒い青空に白い雲が流れ、旅に出た気分を高めてくれる。 塩田平のお寺巡りはまず青木村の大法寺から。 大法寺の三重塔は里…

時雨

今日は冬型の気圧配置が強まって、朝から強風が吹き、時折暗くなってザーッと雨が降り敷くかと思うと、急に日が射したりの一日。 さっきは霰も降って来て、屋根や庭が一瞬白くなった。 まだ庭の雪囲いも済んでないのに時雨の季節の到来だ。 葉を落とした庭の…

またしても

今朝、家内が言うに、「ゆうべ、トイレの中でモヤっとするものを踏んだと思ったらコウモリだった。ジジジジと鳴いてよろよろと逃げて行った。」 またも現れたか! 以前、7月にこのブログにも書いたが、コウモリが家の中を飛び回り、その後姿が見えなくなった…

お山

長岡で「お山」と言えば、東山の連なりの小高い丘である悠久山を指す。 ここは第三代長岡藩主牧野忠辰(ただとき)を祭る蒼紫(あおし)神社を中心に自然を生かした公園が大正時代に市民有志により整備され、春の桜の時期をはじめ一年を通して長岡の人々に愛…

朝顔とキノコ

毎年、窓の日よけを兼ねて朝顔を育てている。 今年も5月頃、ホームセンターで買った種を蒔いて、その後蔓は勢いよく伸びてくれたものの、なぜか花は一つも咲かずに秋を迎え、「今年の種は不良品であったか」と、そろそろ刈り取ろうかと思っていたところ、な…

立冬

今日は立冬 幸いこのところ毎日抜けるような青空の晴天続きだが、朝晩の冷え込みは季節相応である。 我が家の塀のツタや庭のもみじも紅葉の盛りである。 座敷も冬のしつらえで、こたつを作った。 昔風の堀こたつで、畳をはぐったり、蔵からひどく重いこたつ…

高島野十郎展

昨日は、高崎市美術館で開催中の高島野十郎(たかしま・やじゅうろう/1890-1975)展を見に行ってきた。 コロナ禍に入って以降、初めて新幹線に乗ってみたが、ガラガラで気の毒なくらい。 高崎駅前の高崎市美術館は、65歳以上は居住地を問わず入館料無料と…