雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

立冬

 今日は立冬 幸いこのところ毎日抜けるような青空の晴天続きだが、朝晩の冷え込みは季節相応である。

 我が家の塀のツタや庭のもみじも紅葉の盛りである。

f:id:setuyaan:20211107210730j:plain

 座敷も冬のしつらえで、こたつを作った。 昔風の堀こたつで、畳をはぐったり、蔵からひどく重いこたつやぐらを下ろしたりで、なかなかの重労働である。

 でも、中に足を下ろせる掘りごたつは、新聞や本を読むのに最適で、火鉢とともになくてはならない冬の必需品である。

f:id:setuyaan:20211107211748j:plain

半畳の畳をはずすと、昔、炭を入れた名残の灰床が残っている

f:id:setuyaan:20211107212038j:plain

炭の代わりの電気こたつをセットし、使い込んだ木のやぐらを立てる

 穏やかな秋の一日が暮れていく。 一年中で一番夕陽が美しい時期である。

 今週は、気圧配置が冬型に変わって時雨て来るという。

f:id:setuyaan:20211107212924j:plain