雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

2022-01-01から1年間の記事一覧

年の暮れ

今日で一年が終わりだ。 ウクライナの戦争とコロナで重苦しい一年であった。 幸い、19日のドカ雪以降は雨やみぞれで、1メートルに達した積雪も今日は32センチまで減った。 一年の最後の日に聴く音楽として選んだのは、吉田秀和の「永遠の故郷」から「夜」の…

雪下ろし

今日はようやく雪も止み、陽も射すいいお天気となった。 今朝は昨日の分も含め二日分の新聞が郵便受けに入っていた。 国道の大渋滞も今朝は解消され何日も缶詰めになっていたトラックも動き出した。 しかし、スーパーやコンビニはパンなどの食料品の棚が空っ…

ドカ雪

久しぶりにドカ雪が降っている。 まだ12月だというのに、長岡は今日の正午現在の積雪85センチ。 昨日から一日で積もった。 今朝は早起きして駐車場や歩道の雪かきで疲労困憊、雪と汗で着ているものがびしょびしょ。 朝刊は少し遅れて届いたが、電車もバ…

時雨る日々

いつもこの時期、12月に入ると雪の積もるまでは暗い時雨の日が続く。 ゆうべは雷が鳴り響き、こんな夜はクルちゃんが私のベッドに避難してきて、ガタガタ震えていたことを思い出す。 今日の日中も大雨が降ったかと思うと、雲の切れ間から一瞬陽が射し、虹が…

十二月

とうとう十二月に入った。それを待っていたように天気も時雨て、今日は冷たくて暗い雨が降っている。 せめて部屋の中は暖かくしようと、今日から火鉢に炭を熾し、やかんがシューシューという音を聞いている。 今読んでいる串田孫一の「記憶の道草」(幻戯書…

ガス漏れ騒動

きのう、家に入ろうとして何気なく玄関わきに設置されたガスメーターを見ると、赤ランプが点滅している。何だろうと思ってメーターに付けられた説明書を見ると、ガスが止まっていない状態で赤ランプが点滅している場合は、すぐにガス会社に連絡してくれとあ…

帰敬式

先日、東本願寺の三条別院(三条市)にて帰敬式を受けて来た。 11月5日から8日まで三条別院では親鸞聖人の命日にあわせ報恩講(俗にいう「お取り越し」)の法要が行われており、それに合わせて帰敬式を受けられるものである。 帰敬式とは、お釈迦様の弟子(…

晩秋の山

冬の到来を前に小春日和の陽気が続いている。 昨日は、晩秋の山を訪ねて妙高、戸隠を回って来た。 杉野沢からの妙高山の眺め まさに小春日和 戸隠ではいつもの喫茶ランプにて大きくて暖かいアップルパイとコーヒー。 ランプの紀州犬ハクも元気 戸隠森林植物…

立冬

昨日は立冬であったが、それを待ちかねていたかのように、今朝は冬型の気圧配置になったらしく、ひとしきり雷が鳴り響いたかと思うと、あられが降って来た。 もう部屋に暖房を入れ、こたつに入って生活しているが、そろそろ火鉢も出番である。

実りの秋

裏庭の柿が今年は大豊作で、枝が重そうに垂れている。 私はあまり柿が好きでなく、普段口にはしないのであるが、折角なので少しもいで食べてみた。 甘味はあるが実が固い。 道理で鳥達も食べに来ていないわけである。 でも、もう少しして実が熟してくると、…

冬支度

このところいいお天気続きであるが、気温は20度以下の日が続き、朝晩など寒いくらいである。 昨日は、いつも頼んでいるシルバー人材センターの人たちが4人でやって来て、早々と庭木の冬囲いが完了した。 満天星(どうだん)などこれから紅葉でかわいそうな気…

藤森照信の建築を訪ねる

先週は、テルボこと藤森照信の建てた建物を訪ねて、諏訪から浜松を巡る旅に出かけて来た。藤森氏はもともと建築史家で「日本の近代建築 上・下」(岩波新書 1993)や建築探偵シリーズ、路上観察学会活動で世に知られるが、後年、自ら設計したユニークな建物…

掘り出し物(2)

「仏道具箱」の中には雑多な小物の仏具が和紙などに包まれて入っていたが、古新聞に包まれていたものもあり、茶色に変色した古新聞を開いてみると、何と終戦の日付である昭和20年8月15日発行の日本産業経済新聞(日本経済新聞の前身)であった。 昭和20年8月…

掘り出し物(1)

今週は法事のお壇を少しずつ片付けて、最後に小物の仏具を「仏道具箱」と書かれた木箱にしまう段になって、木箱がギュー詰めなので、箱の底の方にしまわれたままで使っていない仏具を外に出して包みをほどいてみると、面白いものが出て来た。 何やら南蛮風の…

何もない一日

一日ごとに秋が深まっていくのを感じる。 時計の修理工房にて 市内の「スミヤウオッチ」にて腕時計の電池交換をしてもらう。いかにも職人と言う感じの親父がいて、以前古いユンハンスの柱時計をオーバーホールしてもらった。 夕陽の土手にて 今日は一日うす…

五十回忌

先週の土曜日に、父の五十回忌と母の二十三回忌(1年繰上げ)を併せて行った。 思えば父が亡くなった時、後継ぎの私は25歳でまだ社会に出たばかりであり、これから我家を維持していけるのだろうかという漠たる不安もあったが、それよりも社会の中で一人前に…

女王の国葬

結局、台風14号は明け方の5時頃になって急に雨風が強まったものの、大したこともなく足早に過ぎ去っていった。 雨風の後は北からの冷たい風が吹きこんで、昨日の猛暑とは打って変わって、今日の日中は20度に届かず、半袖でも寒いくらい。 ところで昨夜実況中…

嵐の前の静けさ

強い勢力の台風14号が九州に上陸し、明日の明け方には新潟県を直撃するという。 九州では風雨による被害も出ているようで、くわばらくわばらである。 今のところこのあたりは日がカンカンに照付けて気温は35.2度の猛暑。 風もあまりなくて正に嵐の前の静けさ…

法事の準備

今週末に父の五十回忌と母の二十三回忌をまとめて行う予定である。 五十回忌は大きな節目であり、自分で父の五十回忌を執り行う事ができることには感慨がある。 今どきの法事は葬儀場や寺院で行うことが多いようだが、我が家は昔からのしきたりに従い、自宅…

祝長寿

先日、外出から帰ると家内がおかしがって報告するに、 「さっき、玄関で『おめでとうございます』という大きな声がするので、何事かと出て見ると、町内の班長さんがこれを持ってきましたよ」 敬老の日のお祝いということらしい。中身は商品券が3千円であった…

中秋の名月

昨夜は中秋の名月であった。 今年はいつもの河原にまだススキが揃っておらず、お供え物はなしにして月を眺めた。 周りの雲が銀色に輝いて正に名月。 このところ、日中は暑くても朝晩は寒いくらいの風が吹き、知らぬ間に秋が来ている。 数日前、庭にヒヨドリ…

ヒヨドリの巣立ち

この頃、縁側の先の梅の木のあたりで盛んに鳥の鳴く声がして、巣でもあるのかなと思っていたが、今朝、声のする方を注視していると、巣立ったばかりと思しき、まだよく飛べずに枝にしがみついている幼鳥を見つけた。 思い切って飛んでも草むらに落ちて出て来…

空の雲はもう秋

東北では大雨が続いているが、こちらは日照り続きで連日「高温多湿」に参ってしまいそうである。 とはいっても、夕暮れに信濃川の河川敷を歩けば、空の雲はいつの間にかもう秋のたたずまいだ。 川辺にはまだ花火見物に使った砂利船が係留されている

危うくセーフ

昨日の朝、起きると全身に倦怠感があり、動くのも億劫で、体温計で測って見ると、37.7度。 ひょっとするとこれは・・・ まずいことになったなと思いながら、かかりつけ医である医学博士の医院に電話すると、いま発熱の患者が多くて予約がいっぱいなので、夕…

またしても

ゆうべ、またしても家の中にコウモリが入り込んでいると家族が騒いでいる。 何しろ昔の家なので、額の裏側、仏壇の中、開いている押し入れ等々コウモリにとっては隠れ場はいくらでもある。 困ったなと思いながら探すと、和室の壁に貼りついているのを発見。…

花火本番

ゆうべは長岡大花火の本番で信濃川河川敷の会場に見に行って来た。 6人用の桝席に3人なので余裕 3年ぶりの開催となるゆうべは今朝の新聞によれば15万人の人出であったという。 コロナ対策で河川敷の会場はすべて有料となったので、例年のような朝から場所取…

長岡空襲

77年前、昭和20年8月1日は長岡が空襲を受けた日である。 夜の10時半からのB29による空襲で市街地の8割が焼かれ、時の市長を含め1400人余が犠牲となった。 毎年、この暑い日が巡って来ると、昔の長岡が立ち現れるような気がするのである。 今も、窓の外からは…

太郎君の夏モード

お友達の太郎君(太って秋田犬に変身した柴犬)がトリマーさんに毛を刈ってもらって夏モードになった。 左が太郎君 元の姿(3月撮影) 夏モードの太郎君 💛が可愛い

花火大会決行

案の定、花火大会は決行と決まった。観客は大声を出さないようにとか言っているが、アルコールはダメなどと無粋なことにはならなくて良かった。 今夕の花火会場風景 今週は、4回目のワクチン接種(モデルナ)に行って来たが、エールクリニックという診療所が…

夏の夕暮れ

きのうの夕暮れ。 東の空に巨大な入道雲が涌き上がり、夕陽の中で聳え立っている。