雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

五十回忌

 先週の土曜日に、父の五十回忌と母の二十三回忌(1年繰上げ)を併せて行った。

 思えば父が亡くなった時、後継ぎの私は25歳でまだ社会に出たばかりであり、これから我家を維持していけるのだろうかという漠たる不安もあったが、それよりも社会の中で一人前になるという課題が眼前にあって、毎日の仕事のことに精いっぱいであった。

 それでも曲りなりに社会人を全うし、父の亡くなった歳(65歳)をとうに超え、五十回忌を自分で執り行う事ができたことは、自分の責任を果せたという感慨がある。

菩提寺浄土真宗大谷派)住職による読経

菩提寺の墓前にて

(番外ー昔の写真から) 父の二十三回忌の後で、お供え物の大手饅頭のお裾分けにあずかるクー(1995年9月)