雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

2021-01-01から1年間の記事一覧

小林写真館のネコ

今朝は時折雨まじりの強風が吹き、おまけに黄砂も舞っているようである。 いつもの喫茶店を出て、小林写真館のショーウィンドウに今朝もネコが寝ているのを確かめる。 いつの間にか、こんな張り紙が貼ってある。 ”はる”は2006年に新潟市の古町で野良猫として…

大手饅頭

長岡名物 紅屋重正の大手饅頭 昔から長岡の町民が特別の日-入学式や卒業式、葬式や法事-の配り物として、また遠方へのお土産として第一に挙げる地元のお菓子である。 お酒がほのかに香る上質の皮に、北海道産の極上小豆と沖縄産の黒糖を使った漉し餡が調和…

出雲崎の桜

きのうはいいお天気に誘われて、出雲崎に海を眺めに行って来た。 いつもの良寛記念館脇の海を展望する小公園から 風はまだ寒く、白波が立っている この辺りはまだ桜がいい具合に咲いており、海をバックに眺める桜の花は色合いが引き立っていいものである。 …

なくした小銭への怒り

今朝のNHK・FM「名演奏ライブラリー」はピアニスト、アレキサンダー・ブライロフスキー(1896-1976)の巻であったが、最初の曲がベートーヴェン作曲「ロンド・ア・カプリッチョ「なくした小銭への怒り」作品129」なる曲で、私はベートーヴェンにこんな妙な題…

移りゆく春

長岡の桜の名所「福島江」に沿った道を歩く。福島江は農業用水で、田んぼの活動期には満々とした水を運んでいく。 もう桜も終わりを迎え、花びらが風に吹かれて空に舞い上がっていく。 福島江の両側の道には桜の並木が続く 川面も花びらでいっぱいだ いつも…

入広瀬の春

今日もいいお天気なので、入広瀬の山里に春を訪ねて来た。 去年来たときは、村の人が、「こんげに雪の降らん年は初めてら。1回も雪下ろしをしねで済んでしまた。たまげた たまげた」と言っていたが、今年は本来の冬に戻り、この地区のアメダス(守門)の記録…

春爛漫

今日から四月 このところの陽気で、我が庭の木々も、川端の桜並木も一斉に花開き、春爛漫だ。 杏子に雪椿 白梅もまだ頑張って咲いている 市内の柿川沿いの桜も満開 このところ、黄砂がひどくて家の中に籠っていたので、今日は久しぶりに信濃川を眺めて歩く。…

名残雪も消えて

庭に最後まで残っていた雪も、今日で消えた。 雪囲いも外して、梅の花は満開を迎えた。 昨日の庭 最後まで残っていた雪 今日の庭 最後の雪も姿を消す 梅の花が満開を迎えた

梅開く

今朝、雪夜庵の庭の梅が数輪開いているのに気がついた。 例年、4月の上旬に満開を迎えるのであるが、今年は少し早いようである。 まだ庭には雪が残り、冬囲いも外していないが、春がもう庭の中にある。

ジェームス 活動開始

冬の間、冬眠はしないものの餌もほとんど食べず、水槽の片隅で蓋を被っておとなしくしていた亀のジェームスも、春の到来とともに活動開始。 駐車場で外に出してやると、E・Tの映画のように私の方へ手を差し伸べてタッチする。心の通い合う瞬間である。 その…

春のウォーキング 鳥、北へ帰る

きのうは冷たい雨の一日でうちに籠っていたのが、今日は朝から晴れて気温は低いものの春の陽気となったので、少し運動でもと信濃川の土手に行ってみる。 右岸(東側)の土手はまだ少し雪が残っているのでパスし、長生橋を渡って左岸(西側)の土手から大手大橋…

桃の節句

昨日は桃の節句 我が家は一男三女(うち2名は犬の子として生まれ、我が家の養子となった)であるからして、桃の節句は長女の初節句以来、家内の実家から来たお雛様を飾り、夜はみんなで御馳走を囲む習わしである。 昨日は気温はまだ低く、雲もあったが、春の…

雪消え

今日から3月。 長岡のアメダスによれば、きのう2月28日の11時をもって積雪はゼロとなった。 1月は寒い日が続いて大雪が降り、2月半ばまでは平年を上回る積雪があったが、下旬に暖かい南風が吹きつける日が続き、急速に雪消えが進んだ。 2月とともに雪は去り…

手形とソロバン

経産省が5年後の2026年をめどに、約束手形の利用を廃止することを求める方針を決めた、とのニュースを見て若干の感慨を覚えるものである。 記事によれば、約束手形は支払いまでの期間が長く(平均は100日とのこと)、中小企業にとって資金繰り負担が重いこと…

春一番

きのうは、新潟県にも春一番が吹きつけ、暖かい南風を受けて雪解けが進んだ。 我が家の庭はまだまだ雪が残っているが、今朝の日差しの中には春がもう来ている。 いつもの土手は積雪で歩くことができないので、信濃川にかかる長生橋(850m、昭和12年竣工)を…

ワクチン輸入で円安か?

今朝の日経に新型コロナワクチンの海外からの輸入に伴い、購入資金調達のため年間3000~4000億円程度の円売りが生じ、貿易黒字の縮小を通じて、需給面から中長期的な円安要因となる可能性があるとの記事が掲載されていた。 ・日本が調達するワクチン全体の6…

スマホの突然死

スマホが突然死した。 午前中までは何事もなく使っていたのが、午後になって電源が落ちているのを発見。 電源スイッチを押しても反応せず、バッテリーが上がったのかと思い充電しても反応なし。 死んでしまったスマホ このスマホは一昨年の12月に買い替えた…

節分

今年の節分はいつもより1日早い2月2日であった。 我家の豆まきグッズ 暗くなってから恒例の豆まきをする。 庭の雪の山に向かって豆を投げる。 以前は、クルちゃんが鬼役となって、張り切って豆まきについて回り、投げた豆を端からボリボリと食べるのを楽しみ…

大雪の峠を越す

今日の明け方まで降っていた雪もようやく止み、さしもの大雪も峠を越えた。 長岡の朝の積雪は145センチ、気温は▲1.1度である。 それにしても今年の大雪はどうしたことか? きのうの新聞の解説では 気象庁によると、南米ペルー沖の海面水温が低くなるラニーニ…

大雪に疲れ果て

いやはや 去年は無雪状態だったのに、今年は一転して何という大雪 去年の倍返しか? 1月7日の夜半から雪が降り続け、毎日朝から晩までスノーダンプで除雪している。 もう疲れ果ててしまった。 雪が気になってゆっくり本を読む気にもなれない。長岡の今日の積…

小寒

今日は寒の入りであるが、少し寒気も和らぎ雨となった。 正月休みが明けて周りも動き出したようだが、積もった雪が車の騒音を吸収してくれて、庭にパンを求めて集まる鳥たちの声のほかは静かな一日である。 午後は狭い書斎でモーツアルトのピアノ協奏曲第23…

冬ごもりは餅を焼いて

今朝の長岡市の積雪は96センチ きのうはたいして降らず、夕方の積雪が60センチだったので、一晩で36センチも降ったことになる。 これだから油断はできない。 朝起きて、いつもの窓からのぞくとびっくりするくらい積もっていた。 また例によって朝のお仕事は…

新年は雪とともに

謹賀新年 予報が当たって、昨夜は一晩中雪が止まずに降り、元日の朝は大雪に迎えられた。 去年がかつてないほどの雪なしだったので、今年は年寄りには厳しい一年の始まりである。 元日の朝 起きて窓の外をのぞくと、斯くの如し 新年の初仕事は玄関から出られ…