雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

山茶花

 昨日、今日と一日中いいお天気が続いている。外に出て散歩かドライブでもしたいところだが、まだ腰が痛くて背筋を伸ばして歩くことができない。こんな格好で外に出ると、どこの年寄か?と言われそうなので(年寄には違いないのだが)我慢して家に籠っている。向かいの同級生の細君は道で転んでひざを複雑骨折し、3月まで入院だと言っていたが、それに比べればずっとマシなのである。

 この陽気で、昨日長岡のアメダス地点は積雪がゼロになった。まだまだ家の周りの日陰には雪がうずたかく残っているが、去年雪で倒れた生け垣にの代わりに植えた山茶花の赤い花が盛んに咲いている。枝が雪に覆われていた頃から花を少しづつ付けていたので気の毒に思っていたのだが、本来、冬の花で、雪の中で我慢していたのが、今遅ればせながら咲き出したかと思うと不憫でもある。