雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

高速「酷」道

 昔、「酷道〇号線」とかいうのが各地にあって、国道とは名ばかりのガタガタ道のことを称したものだが、現代ではどんな地方の村道でもきれいに舗装された反面、幹線道である高速道路が新たに「酷道」の名にふさわしい地位を得たようである。

 先月、浜松までの旅行では往復とも高速道をフルに利用したが、片側3車線、制限速度120キロの新東名のなめるような乗りごごちに酔った後、中部横断道に入った途端、片側1車線の対面通行となり、ノロノロのイライラ。さらに長野道に入ると路面がひどく荒れていて、穴ぼこあり、轍ありでしっかりハンドルを握っていないと危険なくらいで、これが同じ高速道路かと思ってしまう。 高い通行料金をを徴収しているのだからメンテナンスはきちんとしてもらいたいものだ。 身体も神経もすっかり疲労してしまった。

アジサイ「隅田の花火」