雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

旧態依然の投票風景

 今日の日曜日は、新潟県知事選挙の投票日である。 朝からいいお天気で気温も上がり、投票日和と言いたいところだが、近所の投票所であるコミュニティセンターへ行くと、そこには戦後の普通選挙始まって以来の旧態依然たる風景があって、このITの時代に何とかならないものかと思うのである。

 まず入場券の確認に2人の係員、投票用紙の交付にまた2人の係員、そして立会人が2人で計6人の担当者が物々しく控えている。(期日前投票の期間中も同様であろう)

 そして、開票ともなればいったい何人の人たちが人海戦術で投票用紙を数えるものなのか、見当もつかない。

 いい加減にこんな時間と経費の無駄遣いはやめて、スマホによる投票にすべきである。 きっと若い人たち投票率も上がることだろう。

 こんなことを言うと必ず、スマホを使えない人はどうするのか? 一人でも使えない人がいるうちはだめだ。 という話になるのであろうが、そんなことを言っていたら、永遠にIT化などできやしない。

信濃川の土手は花盛り