先日、雨風の強い週末に山形県の瀬見温泉に行って来た。 「観松館」という旅館に泊まり、翌日は日本海側の酒田に出て、ランチに当地で有名な「ル・ポットフー」を利用したのであるが、この店の入っているのが「ミライニ」という酒田駅前のピカピカのガラス張りの建物で、1,2階に広々とした市立図書館が入っていた。
我が長岡にも駅前通りに「ミライエ」という市立図書館が入ったピカピカの建物が今年オープンしたばかりで、こういうコンセプトの市街地再開発が今どきの流行なのかと思った次第である。
どちらの図書館も中心市街地に人を呼び寄せる目玉として作られたことは明らかで、カラフルなソファーなどが置かれ、ヒマ人がゆったりと時間をつぶせるような雰囲気作りがされている。
ただ、どちらの街もピカピカの建物から一歩外に出ると、人けのない寒々としたとした通りが続いていることも共通していた。
酒田からの帰り道は、暴風雨の中をひたすら前を行く車のテールランプに付いて帰って来た。