雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

花火大会の準備

 連日、日中はひどい暑さが続いているが、夕暮れに信濃川の河川敷を歩くと、川風が心地よく、昼間の熱さを忘れさせてくれる。

 今年は2年ぶりに大花火大会も開催予定で、見物席の準備も進んでいる。

土手の上ではもう桟敷などの設置が始まっている

 折しも、川下から轟音と黒煙をまき散らしながら砂利運搬船が遡上して来た。

 どう見ても北朝鮮から流れ着いた船にしか見えないが、河岸に係留されて花火見物用の屋形船に化けるのである。

 これらの船は、普段は三条市から新潟市にかけての信濃川下流で砂利運搬をしており、「コウレンボウ」(漢字は不明)と呼ばれているらしい。

東の夕空には夏の雲がそびえている