九州を中心に大雨による大災害が発生している。 当地も昨日から時折強い雨が続いていたが、今日のお昼前には雨雲が南に下がって雨は抜けていった。
雨が止んでも危険なのが川の増水である。長岡市を流れる信濃川は何しろ日本で一番長い川で、地元で雨が降っていなくても上流の長野県などで大雨が降ると、下流の新潟県で水位が上昇し、氾濫の危険性が増す。
去年10月の台風19号による大雨では、長野市内で信濃川の上流である千曲川が氾濫し、新幹線の車両基地が水に漬かったのは記憶に新しいが、この時など、長岡市の信濃川流域ではじわじわと水かさが増して氾濫危険水位(23.8m)に達し、恐ろしい思いをした。
念のため国交省の「川の防災情報」のページで、現時点での信濃川の水位を見ると、氾濫注意水位(20.0m)にもう少しで届きそうであるが、この位ならまだ余裕があり大丈夫であろう。
下は、去年10月13日の同じ画面。 氾濫危険水位に達している。水位が両側の家の屋根を超えていてぞっとしたものである。
同じく去年10月13日の写真。 この辺は反対側の土手まで約700mあるが、濁流が一杯に流れている。 物見高い人たちが集まっている。
下は同じ場所から見た今日の写真。 河川敷が広がっている。 これなら安心。