雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

夏を迎える

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 梅雨はこれからが本番というところだが、蒸し暑い日が続いている。

 この時期になると、座敷の障子を取り外し、夏用の簀戸(すど、よしずど)に入れ替える。 涼しい風が通り抜けていくような気持になる。

 和室の良いところは、季節に合わせて建具やしつらいを替えることによって、季節を楽しみ、新鮮な気持ちになれることである。

 もっとも、夏の自然の風を通す代わりにエアコンは使わず、扇風機で我慢しているが、少しやせ我慢をしてでもこういう生活の方を選んでいる。