雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

立春の雪

 もう立春というのに寒気が入って雪模様の日が続く。 山の方が大雪のようで、当地は本日正午時点で積雪95センチとまだ雪下ろしをするほどのこともなく、このくらいで落ち着いてくれればと願っている。

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朝の風景 北風が雪を吹きつけている

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 日課の散歩も雪の日は寒くて信濃川や長生橋の方には行けないので、町の中を歩くことになる。 市内の道路は消雪パイプが設置され、車で出かけるにはいいのだが、歩道は除雪がされていないところも多く、歩行者にとっては苦難の道も多い。

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雪の積もった歩道

 かえって昔の方が雁木の町並みが続いていて歩きやすかった。 近頃は人口減少から空き家が壊されて更地が増え、雁木も途切れて雪が積もった歩道が多くなってしまった。

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このような雁木のある通りは歩きやすい

 ところで、選りにも選ってこんな時期に座敷のガスヒーターが壊れてしまった。 ガス屋が言うには、「これはもう古くて部品もないから、新しい製品に買い替えるしかない。 ただし、コロナの影響でメーカーの供給が細っていて、いつ入るかわからない」

 いくら何でも、火鉢と炬燵では寒さは凌げず(昔の人はこれだけで耐えていたのだが)、困ったことになった。 一番肝心な時に壊れる!と呪ってみたが、考えてみれば、暑いときには使わないのだから壊れることはない訳だ。