雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

痔主からの解放

「まだその気になりませんか?」、「この病気で死ぬということはありませんから、イヤならしなくてもいいんですがね」・・・ 診察のたびに医師からこんなことを言われていたが、ついに一大決心をして(というよりも、こんな動きの取れない時期を有効に使う最適な時間の使い方であると判断して)、6月1日に入院、翌日手術、9日に退院と相成った。

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 入院前にネットで体験記を拾い読みすると、やたら痛くて飛び上がるようだとか書いてあって気持ちが揺らいだが、手術もその後の経過もほとんど痛みもなく、快適とまではいかないものの、楽な入院生活であった。 もっとも、隣の部屋のばあさんが夜となく昼となく「看護婦さ~ん 家へ帰りたいて~」と冥界から呼んでいるような声を上げるのには閉口で、こちらも本当の病人になってしまうように思えるのであった。

 そんなこんなで、予定では手術後10日間の入院予定であったが、主治医に傷の快調な回復をアピールし、3日間短縮して退院することができた。

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病室の窓から今年の秋にラストランとなるE4系二階建てMaxときが見られる