雪夜庵閑話

俗世を離れ、隠遁生活を始めた団塊世代です

徒労のワクチン予約

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 今日は10時から長岡市の高齢者に対するコロナワクチン集団接種の予約受付開始というので、パソコンの前に陣取り、片手にはスマホも持っていざ予約と立ち向かったが、結果は徒労に終わった。

 予約受付サイトにアクセスが集中してなかなかつながらず、番号や生年月日を入れるまでがまず一苦労で、さらにひどかったのは、次に日時(日付と15分枠の時間帯)を予約するのに、どの時間帯が空いているのか満杯なのかが事前にわからず、やみくもに時間帯を一つひとつクリックしていたずらに時間を徒過し、結局どれも満杯で取れなかったという次第。1時間近くを要したあげくにである。  最初から空きのあるなしが判ればこんな無駄な時間を費やすことはなかった。利用者のことを何も考えていないシステムとはこのことである。

 一体、今日は長岡市民の何万人がこんなことで多大な時間のロスと、徒労感を味合わされたのだろう。 こういう経済的損失を計算してくれるところはないものだろうか?

 ちなみに、県内でも上越市のやり方は優れていて、市が接種日時と会場を指定して個人に通知する方式で、各人は予約を取る苦労もなしに指定された日時に接種を受けることができる。 市町村の担当者の頭の違いで市民はバカバカしい予約騒ぎから解放されてうらやましいことである。